インディアンジュエリー/現地直輸入品|ジーフィールド

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インディアンジュエリー誕生の歴史

インディアンジュエリーといえば、シルバージュエリーをメインとして、ターコイズ(トルコ石)・サンゴ・オニキス・ラピスラズリなどの天然石の装飾を施したデザイン的にも優れた作品が有名ですが、これらを作っているのが、ニューメキシコ州とアリゾナ州に住む「ナバホ族」と「ホピ族」、「ズニ族」、「サント・ドミンゴ族」と呼ばれる人達です。 北アメリカ大陸には、インディアンと呼ばれる多数の部族がそれぞれ独自の文化を築き生活していました。その中のアメリカ南西部にあるアリゾナ州とニューメキシコ州にまたがる広大な地域には大部族「ナバホ族」と、約20程度の「ホピ族」などを含む小部族に分かれた「プエブロ族」がいました。 16世紀ごろになり、スペイン人による侵略が始まり、この地域はその後支配されてしまいます。この歴史の中でインディアンはスペイン人とメキシコ人から文化的影響を受けました。1800年代半ば頃、スペイン人はインディアンに金属製の道具を与え、メキシコ人の銀細工師はナバホ族に銀細工の技法を伝授しました。この技法は「ナバホ族」から「ズニ族」へ、そして「ズニ族」から「ホピ族」「サント・ドミンゴ族」へと伝えられました。ハンドメイドによるシルバー細工の製作技法や刻印技術、装飾技術は、やがて部族ごとに特徴的なデザインや装飾、技法が創作されるようになりました。 ニューメキシコ州のサンタフェからミズーリ州インディペンデントまで続く街道では通商が盛んになり、インディアンジュエリーも交易品として盛んに取り引きされるようになりました。鉄道網が発展し始めると、さらに広い地域まで交易が拡大してきます。そして、観光客相手へのお土産用としてさらに需要が拡大しました。 現在、インディアンジュエリーはリング、ブレスレット(バングル)、ネックレス、ピアスを中心に全世界でも大人気となり、もちろん日本でもファッションアイテムとして幅広く定着しました。

インディアンジュエリーの特徴

インディアンジュエリーの技法はメキシコ人から「ナバホ族」へ、「ナバホ族」から「ズニ族」へ、そして「ズニ族」から「ホピ族」「サント・ドミンゴ族」へと伝えられました。 (インディアンジュエリーについては「インディアンジュエリーの歴史」を参照ください) インディアンジュエリーの基本素材はシルバーと天然石ですが、地域や部族によってもその技法やデザイン性は異なっています。 ナバホ族(NAVAJO) アリゾナ州・ユタ州・ニューメキシコ州・コロラド州にまたがる部族。 最大部族「チェロキー族」に次ぐ人口をほこる大部族。 スペイン人、メキシコ人から技法を学び、インディアンの中では最初に銀細工を始めた。 コンチョやスクワッシュネックレスなどに代表されるように、デザインはシンプルでガッシリとした大胆な作品が特徴。サンドキャスト、ワイヤーワークなどの伝統的技法と、ターコイズ(トルコ石)を多用した大胆なシルバーアクセサリーが有名。 ホピ族(HOPI) アリゾナ州北東部の半砂漠地帯に住む小部族。アメリカ最古の部族ともいわれており、「ホピ」とは「平和のひとびと」と言う意味がある。 ホピ族のシルバージュエリーは、オーバーレイ技法という銀板2枚を重ねて模様を浮き立たせる技法と、インレイ技法という天然石などを銀板の溝にはめ込み模様を表現する技法を得意としている。 動物・植物などへの自然崇拝心がとても強く、ベア、スパイダー、ココペリなどを代表とした伝統的モチーフを多用した作品が多く、複雑なデザイン性と伝統的な表現で最も人気の高い作品。 ズニ族(ZUNI) ニューメキシコ州西部に住む部族。 ターコイズ(トルコ石)やオニキスなどの天然石や貝殻、サンゴなどを細かく砕き、シルバーの土台にそれらを幾何学的にはめ込み模様を描くインレイ技法を得意としている。シルバーよりも石などの天然素材が主役となる繊細でカラフルな芸術的・宝飾的アクセサリーが特徴で大変人気も高い。 サント・ドミンゴ族(SANTO DOMINGO) ニューメキシコ州のリオグランデ川流域に住む部族。 天然石や貝殻などをひし形や筒状、円盤状に研磨・切り出した「ヒシ」とよばれる素材をつなぎ合わせたネックレスやブレスレットが有名。
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